マイクラをプレイしていて、こんなことはありませんか?
・もう一度あの場所に行きたいけど、どこだったっけ?
・ここはどこだろう。拠点に戻りたいけど戻れない(泣)
そんなときに役に立つのは、現実世界の緯度経度のような役割を持つ座標です。
マイクラの座標とは何か?
マイクラの座標とは、プレイヤーの現在地を記す数字です。
X軸、Y軸、Z軸が交差する点を原点として各軸ごとに数字が振られ、原点からどれだけ離れているかを示すことにより、現在地を知ることができます。
座標の出し方
マイクラプレイ中に[F3]キーを押すと、座標を見ることができます。
この画面はデバッグ画面といい、バイオームや明るさ、コンピューターのことなど様々な情報をこの画面で知ることができる画面です。
このデバッグ画面は、つい夢中になって見てしまいたくなりますが、この画面が出ている最中もプレイは続行しています。
一時停止になるわけではないので、デバッグ画面に集中しすぎていると、思わず敵に攻撃されてしまう…なんてこともありますので注意してください。
マイクラの座標の見方
マイクラの座標は、「XYZ:○○○.○○○ / ○○○.○○○○○ / ○○○.○○○」
というように、XYZという記号と数字で記されていて、プレイヤーの現在地を表しています。
この数値は原点を基準にして、原点からどの方向に、どのくらい離れているかを表す数値です。
座標の数値には、小数点が含まれていますが、
これは原点からどの方向に、どのくらい離れているのかの距離を表す数値なので、小数点以下も表示されているのです。
数字が「1.0」増えるのは、1メートル増えることを意味し、
数字が「1.0」減るのは、1メートル減ることを意味しています。
マイクラのブロックは、縦1メートル×横1メートル×高さ1メートルの大きさなので、
マイクラの座標の数値が「1」増えたり減ったりするということは、「1」ブロック分を進んだり戻ったりするということと同じことになります。
プレイヤーの「現在地を知る」という目的で見る場合には、小数点以下は無視してしまって大丈夫です。
マイクラの座標の原点
マイクラの座標の原点は、XYZ:0/0/0です。
マイクラのワールドでの原点というと、初期スポーン地点のように思われますが、そうではありません。
原点の0付近にスポーンするという情報もあったので、別のワールド5つを調べてみましたが、最長でも原点から300くらい離れていたワールドもあり、これは、再検証する必要がありそうでした。
実際に原点へ行ってもみましたが、特に何もありませんでした。
【原点0に行ってみたら、・・・だった】
マイクラのX軸とY軸とZ軸が示す方向
座標の原点は「XYZ:0/0/0」です。
すなわち、
X座標が0.000
Y座標が0.000
Z座標が0.000の場所が原点となります。
X座標とZ座標はプラス(+)表示とマイナス(-)表示がありますが、
示す方向は以下の図のようになります。
「原点0」を基準として、X(+)が東方向、X(-)が西方向、
Z(+)が南方向、Z(-)が北方向です。
しかし、初期スポーンの座標が「XYZ:0/0/0」というわけではないので、座標の数値がプラスだから○○、マイナスだから○○ということはありません。
プレイヤーを中心として見たときに、
どの軸を向いているのか、また、数字が増える(+)方向に進んでいるのか、数字が減る(-)方向に進んでいるのかを知ることによって、プレイヤーが進んでいる方向を知ることができます。
方向はデバッグ画面の中心の印からも分かる
[F3キー]で出したデバッグ画面の中心に、赤・青・黄緑色の三つの線が見えていると思います。
この印で、プレイヤーの向いている方向を知ることができます。
赤色はX軸で、赤い線の方向に向くと東方面を向いていることになり(①)、青色はZ軸で、青い線の方向に向くと南方面を向いていることになります(②)。
黄緑色は高さのY軸の向きです。
宝の地図を見ながら移動する場合などに、知っていると便利です。
マイクラのブロック座標
「マイクラの座標には小数点以下の数字もあります」と説明しましたが、小数のない座標もあります。
「ブロック座標」です。
ブロック座標は、ブロックごとに数字が振られています。
デバッグ画面では、XYZの下の「Block:・・・」と書いてある行がブロック座標です。
XYZの座標とブロック座標の数字が異なることがお分かりいただけるでしょうか。
XYZ座標とブロック座標の関係
上の画像を見ると、座標XYZ:-209/74/-12に対して、ブロック座標は-210 74 -13となっています。
例えばX座標X-209に対応するブロックがx-210となっていることが分かります。
どうして、ここにズレが生じているのでしょうか。
たとえば、この高さY=74のように座標の数値がプラスならば、そのようなことは起こりません。
ブロック座標にも原点はありますが、原点0のブロックは縦1メートル×横1メートル×高さ1メートルのブロックが原点0のブロックとなっているので、「点」ではなく「ブロック」のためにこのようなズレが起こるのです。
原点0ブロックは、XYZ座標ともに0~(+)0.999までの1ブロックが原点のブロックです。
となると、マイナス値である0~-0.999のブロックは、「-1ブロック」ということになるのです。
xyz:0ブロック
|
X=0~0.999 |
Y=0~0.999 | |
Z=0~0.999 | |
x:1ブロック | X=1.000~1.999 |
z:1ブロック | Z=1.000~1.999 |
x:-1ブロック | X=0~-0.999 |
z:-1ブロック | Z=0~-0.999 |
Y=高さの限界
座標を見るとき、Y=高さを調べることがあると思います。
高さの最高は256で、Y=256より上へは行くことができませんでした。
また、これより上にブロックを積むことはできません。
Y座標とブロック座標の関係と特徴
マイクラのワールド地形には、高さによる傾向があるようです。
例えば、水平線はY=63で海はブロック座標でy=62より下だとか、
洞窟内などのマグマ湖はブロック座標でy=10以下だとか・・・。
だから、ブランチマイニングはY=11で行うんですね。
高さによる傾向と座標とブロック座標関係を図に表しました。
マイクラの座標はどんな時に使えるか
マイクラの座標のX軸およびZ軸は
・プレイヤーの初期スポーンの場所を知る
・スライムチャンクなどを調べるときに使う
・マルチプレイをしているときに、集合場所として
・村の場所など、覚えておきたい場所があるとき
などに使います。そのほかにもまだまだ使い方はあると思います。
マイクラの座標のY軸は
・ブランチマイニング
・天空トラップタワー
・スライムチャンク
などで使うことが多いでしょうか。
マイクラの座標を使いこなして、楽しいマイクラライフをお送りください。